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12月12日-04号

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  1. 土浦市議会 2018-12-12
    12月12日-04号


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    平成30年 第4回 定例会平成30年第4回土浦市議会定例会会議録(第4号)========================平成30年12月12日(水曜日)議事日程(第4号) 平成30年第4回土浦市議会定例会 平成30年12月12日・午前10時第 1         一般質問第 2 議案第 81号 土浦市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について第 3 議案第 82号 土浦市職員の給与に関する条例等の一部改正について第 4 議案第 83号 土浦市一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部改正について第 5 議案第 84号 土浦市税条例の一部改正について第 6 議案第 85号 土浦市手数料条例の一部改正について第 7 議案第 86号 土浦市保育所条例の一部改正について第 8 議案第 87号 りんりんポート土浦条例の制定について第 9 議案第 88号 平成30年度土浦市一般会計補正予算(第4回)第10 議案第 89号 平成30年度土浦市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)第11 議案第 90号 平成30年度土浦市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)第12 議案第 91号 平成30年度土浦市介護保険特別会計補正予算(第2回)第13 議案第 92号 平成30年度土浦市下水道事業特別会計補正予算(第3回)第14 議案第 93号 平成30年度土浦市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2回)第15 議案第 94号 平成30年度土浦市水道事業会計補正予算(第2回)第16 議案第 95号 土浦市民会館耐震補強及び大規模改造建築主体工事請負契約の締結について第17 議案第 96号 土浦市民会館耐震補強及び大規模改造電気設備工事請負契約の締結について第18 議案第 97号 土浦市民会館耐震補強及び大規模改造空調設備工事請負契約の締結について第19 議案第 98号 土浦市民会館耐震補強及び大規模改造舞台機構工事請負契約の締結について第20 議案第 99号 財産の譲渡について            (旧大岩田幼稚園跡地売払い)第21 議案第100号 土浦市営斎場指定管理者の指定について第22 議案第101号 土浦市勤労者総合福祉センター指定管理者の指定について第23 議案第102号 市道の路線の認定について第24 議案第103号 市道の路線の変更について第25         休会の件  ――――――――――――――――――――――本日の会議に付した案件 日程第1  一般質問 日程第2  議案第81号乃至日程第24 議案第103号 日程第25 休会の件  ――――――――――――――――――――――出席議員(27名)   1番     平石勝司議員   2番     吉田千鶴子議員   3番     荒井 武議員   4番     福田一夫議員   5番     井上圭一議員   6番     久松 猛議員   7番     勝田達也議員   8番     塚原圭二議員   9番     島岡宏明議員  10番     今野貴子議員  11番     下村壽郎議員  12番     鈴木一彦議員  13番     小坂 博議員  14番     篠塚昌毅議員  15番     柴原伊一郎議員  16番     海老原一郎議員  17番     柳澤 明議員  18番     矢口 清議員  19番     吉田博史議員  20番     寺内 充議員  22番     川原場明朗議員  23番     竹内 裕議員  24番     内田卓男議員  25番     矢口迪夫議員  26番     折本 明議員  27番     沼田義雄議員  28番     松本茂男議員  ――――――――――――――――――――――欠席議員(なし)  ――――――――――――――――――――――説明のため出席した者  市長      中川 清君  副市長     五頭英明君  教育長     井坂 隆君  市長公室長   船沢一郎君  総務部長    望月亮一君  市民生活部長  小松澤文雄君  保健福祉部長  川村正明君  都市産業部長  塚本隆行君  建設部長    柴沼正弘君  教育部長    服部正彦君  消防長     飯村 甚君  財政課長    佐藤 亨君  ――――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長      塚本哲生君  次長      川上勇二君  係長      宮崎清司君  主査      村瀬潤一君  主査      寺嶋克己君  ――――――――――――――――――――――   午前10時00分開議 ○議長(海老原一郎議員) おはようございます。 ただいま出席議員は27名で議会は成立いたしました。 よって,これより本日の会議を開きます。  ――――――――――――――――――――――欠席議員の報告 ○議長(海老原一郎議員) 本日は全員ご出席でございます。  ―――――――――――――――――――――― ○議長(海老原一郎議員) 本日の議事日程につきましては,お手元にお配りしてございます議事日程(第4号)のとおり,議事を進めたいと存じますので,ご了承願います。  ―――――――――――――――――――――― △日程第1.一般質問 ○議長(海老原一郎議員) それではこれより議事日程に入ります。 一般質問を続行いたします。 13番小坂博議員。  〔13番 小坂博議員登壇〕 ◆13番(小坂博議員) おはようございます。創政会の小坂でございます。通告に従い質問をいたします。 世帯数の減少と町内公民館の活用についてということで質問いたします。 地域の公民館は,町内にとってはなくてはならないものでございます。私の住んでおります生田町の公民館は平成14年に完成いたしました。そして今でも,毎年2月に生田町公民館まつりを開催しておりまして,今までに16回を数えております。それ以前には公民館はありませんでして,今から18年前の平成12年,生田町に公民館がありませんで,私はまだ議員になりたてでございました。そして,生田町に公民館をつくろうと意気込んでおりました。その当時まだ新治とも合併しておりませんで,土浦市内の町内の数は148町内で,公民館のない町内というのは,約10カ所ほどありまして,その当時,生田町,文京町,千束町,大手町,田中三丁目,真鍋二丁目,木田余東,西根,あと幾つかありました。それが公民館のないまちでございまして,最近,もう文京町,千束町,大手町,田中三丁目,真鍋二丁目と,全部できております。 公民館をつくるといいましてもその頃,今は補助金が約2,000万円ございます。当時は特例を除きまして,600万円が上限でございまして,現在のような2,000万円ではございませんでした。公民館をつくるには土地,建物合わせて当時でも4,000万円ほどかかりました。どう頑張っても600万円の補助では自己資金が約3,400万円となりまして,生田町に当時公民館をつくることは,とても不可能に思いました。 また,それ以前に,公民館をつくりましょうということで生田町で寄付を募り,400万円ほど集まったんですが,当時の区長さんは,今,故人でございますが,公民館をつくることができませんで,おやめになりまして,当時の役員も全員やめたということがありまして,別の区長さんになりました。そのくらい,思いが通りませんで,また,町内も混乱しておりました。公民館が既にある町内の皆様にはわかりにくいと思いますが,これはないものにとってはとても大変なことなのです。 公民館がないと当然,会議の場所がありません。町内の人が集まる場所がありません。会議をやると区長の自宅です。夜にお邪魔するなど,区長は大変だなと,よく思いました。また,そういう個人の家では無理ですから,人数が増えますと,生田町の場合には隣町の千束町にある道祖神というのがありまして,そこに社務所のような場所がありまして,そこをお借りします。そこはただ千束町も使っておりまして,それがまた道祖神の所有者は大町でございまして,大町にお伺いを立てて,千束町の使用しない日にちを確認してやっと場所を借り,会議をすると,そういう非常に大変な思いをしておりました。 私はそうこうしている時もどうしても生田町に公民館をつくりたいと,日に日に思いは募るばかりでございました。ただ,600万円の補助金ではどうにもなりません。そこで18年前の平成12年12月の一般質問をすることにしました。そして一般質問に向けて事前に当時の担当者と打ち合わせ,いろいろと,結構強いことを言ったような気がします。ただ,当時も特例として2,000万円というのがあったのですね。例えば道路がかかったとか,市の事情で2,000万円の補助を出すということがあったんです。ですから,そのぐらいの補助を出すのは当然だぐらいの,私も若かったものですから,大変な勢いで話していたような気がいたします。ですが,市側のお答えは600万円以上は駄目だの一点張りで,どうにもなりませんでした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・・・・・・,・・・・・・・・,・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・,・・・・・,・・,・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・,・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 そして一般質問の日,平成12年12月13日(水曜日)です。質問をしました。これが一部抜粋ですが,平成12年12月13日の一般質問の答えです。当時の市民生活部長中川さんが,「地域公民館整備にかかる補助金交付の内容の見直しを進めてまいりたいと考えております。」と。続いて,助川市長のご答弁,助川市長,まだご健在でございました。助川市長がこう述べられました。「私の目指す地域コミュニティ活動のためには,地域公民館の必要性は十分に認識しております。補助制度やその他適用につきましても,前向きに見直して進めたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。」と。これは前向きにということで,私も半信半疑でございました。このようなお答えをいただきました。 そして,結果としまして,翌年の平成13年3月30日に,土浦市地域コミュニティ施設新築等補助金交付要綱として告示されました。まさに2,000万円ということで,告示されました。土浦市行政というのは,当然,法律,条例,要綱,規則,慣例,先例といったことが大事であり,なかなか決まったことを,ほとんど変えないという中で,規則,要綱まで変えていただきまして,大変協力していただいたことについては,敬意を当時払うとともにとても今でも感謝しております。当時の高橋助役にも感謝しておりますし,18年前の無知な私が後先考えず突っ走って,それでもそれを受け止めていただきました。そしてまた治めていただいた当時の助川市長の懐の深さなのかなという気もいたしておりまして,今も大変感謝している思いがございます。 そうしているうちに,地域公民館補助金という交付規定公民館建築費の合計の3分の2,上限2,000万円,これは,近隣の市町村というか市と比べても大変,断トツに多い額です。例えば,つくば市では上限が1,000万円です。水戸市でも500万円。石岡市も500万円です。生田町はどうなったかといいますと,平成13年にこの補助金が決まりまして,最初,第1号にできたのが真鍋二丁目でした。そして生田町は第2号ということで平成14年にできまして,・・・・の設計,施工により,無事完成いたしました。ということでございます。 さて,そこでお聞きいたします。地域公民館設置補助金交付規定というのは,改めてどういったものなのかと。補助金ですから,具体的な金額と,さらにこれまでどの程度利用されているのかと。それから,町内にとって有益なものであるのかと。それからまた,地域の役に立っているのか。また,公民館は大事にされているんだろうかと。また,今でも公民館のない町内はどのくらいあるんでしょうかということで,お聞きいたしますので,第1回目の質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(海老原一郎議員) 市民生活部長。  〔市民生活部長 小松澤文雄君登壇〕 ◎市民生活部長小松澤文雄君) おはようございます。 小坂議員ご質問の大きな1番,世帯数の減少と町内公民館の活用についてお答えいたします。 本市における自治会町内会につきましては,町内の住民によりまして,相互の融和を図るために組織されており,現在,市内では171の自治会町内会において,一斉清掃活動敬老事業交通安全活動,防犯・防災活動など,様々な事業が行われております。こうした取り組みを通しまして,本市の自治会町内会につきましては,地域の連帯意識が希薄になりつつある現代社会において,高い加入率を維持し,良好な地域社会をつくり上げるための,コミュニティ活動を行う任意の団体として,活力ある地域活動を展開していただいているところでございます。 このような中,地域の活動拠点として活用されております,各町内会等が所有する地域公民館の状況でございますが,地域公民館を単独で所有している町内会は138町内,また,地域公民館を他の町内会と共有しながら使用している町内会は27町内で,自前の地域公民館を所有している自治会町内会は,計165町内となっております。 一方,町内で地域公民館を所有していない自治会町内会は6町内会でございますが,これらの自治会町内会につきましては,世帯数が少なく,地域公民館の建設には至らないなどの理由によりまして,中学校地区地区公民館や,隣接町内会地域公民館等を借りることで,活動している状況でございます。 本市におきましては,自治会町内会コミュニティ施設を中心とした活動,市民による地域づくり活動に対する支援が必要であると考えておりますことから,活動の拠点となる環境の整備に対する支援を図るため,地域コミュニティ施設新築等補助制度を設けております。先ほど議員から,この制度の経緯についてご紹介がありましたが,この制度は平成12年度まで,地域公民館設置等補助金交付規定と,地域児童館整備補助金交付要綱の2つの補助制度を一本化いたしまして,平成13年度に創設し,3つの補助メニューを用意したところでございます。 制度の概要をご説明いたしますと,1つ目の新築,改築の補助につきましては,建築工事のみをする場合,または,建築工事とあわせて用地を取得する場合の工事費と用地取得費を対象といたしまして,補助率が合計額の3分の2で,限度額が2,000万円。2つ目の増築の補助につきましては,建物の増築工事費を対象といたしまして,補助率3分の2,限度額が1,000万円。3つ目の修繕補助につきましては,建物の修繕工事費を対象といたしまして,補助率3分の2で,限度額が500万円となっており,自治会町内会の実情に合わせ,地域公民館の建築,修繕に活用していただいております。 この制度の活用状況でございますが,平成13年度から平成29年度までの17年間に,新築,改築は37件,増築,修繕は40件行っており,今年度は改築工事が2件,修繕工事が1件実施されているところでございます。 また,補助制度を活用した町内会には,次年度に地域公民館利用状況をアンケート調査しております。そのアンケート結果によりますと,実施してよかった点といたしましては,諸行事の拠点は全て公民館となり,利用者が増加したや,公民館がきれいになり,利用する機会が増加したなどのご意見をいただいており,実施前と実施後の利用者数・率では,平均で2倍の増加となっていることから,地域での町内会活動が活発化した状況が数値的にもあらわれておりますとおり,活動の拠点となる環境の整備に対する支援に効果があるものと考えております。 今後とも,本市が掲げる地域力と市役所力が一体となった,協働のまちづくりの中心的な存在であります町内会が,活発に活動していただくための活動拠点である地域公民館の整備につきまして,支援を継続してまいりたいと考えておりますので,ご支援,ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(海老原一郎議員) 13番小坂博議員。  〔13番 小坂博議員登壇〕 ◆13番(小坂博議員) 小松澤市民生活部長,ご答弁,ありがとうございました。 この補助金は,現時点でもとても有効に機能しているということがよくわかりました。私の平成12年の質問がきっかけで17年も続いているとは何となく感慨深いような思いがあります。 ところで,今後の人口減少というか,世帯数も当然減少していくという,町内にそういう問題がございます。各町内で公民館維持管理が,これからできるのかどうか。当然人が減れば,世帯が減れば,町費が減ります。そして,やはり町内活動といえども経済力の裏付けがなくては,続けることは難しいと思われますが,公民館維持管理世帯数の少ない町内,もしくはもう当然,減少が予想されている地域,中心市街地とか,町内,今後どのようにしていけばよいかということを,お考えをお聞かせいただければよろしいかなということで,質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(海老原一郎議員) 市民生活部長。  〔市民生活部長 小松澤文雄君登壇〕 ◎市民生活部長小松澤文雄君) 小坂議員からの再質問であります今後,人口減少が進む中,町内会公民館維持管理に不安を感じているけども,市ではどのように考えているかとのご質問かと思います。お答えいたしたいと思います。 本市における自治会町内会世帯数につきましては,平成30年3月1日現在の住民基本台帳に基づきますと,171町内会のうち100世帯未満が20町内会,100世帯以上500世帯未満が114町内会,500世帯以上1,000世帯未満が29町内会,1,000世帯以上が8町内会となっております。100世帯以上の自治会町内会が約9割を占めているような状況となっております。こうした中,ご案内のとおり,市の人口につきましては,平成12年をピークに減少に転じており,今後も人口減少は続くものと予測されているところです。 現在,本市では自治会町内会の拠点となります地域公民館の整備のほか,安心・安全な生活環境と防犯の推進を図るため,町内会の防犯灯のLED化を支援することなどによって,自治会町内会財政負担の軽減化を図っているところですが,今後の人口減少に伴い,自治会町内会におきましては,地域公民館建て替え費用を始め,維持管理費用における個人負担の増加が見込まれ,危惧されている地域もございます。市としましては,引き続き地域公民館整備支援を継続することによって,活動の促進を図るとともに,地域公民館の運営にあたりましては,各町内会の実情に合った運営をご検討いただけるよう,各町内会情報交換等を通して,地域の課題等に関する情報の共有化を図っていきたいと考えております。 なお,将来を見据えた地域公民館の維持に関する町内会取り組み例といたしましては,複数の町内会共同で建築することにより,町内会ごと建築費とその後の維持管理費を軽減している町内会や,町内会関係団体や,町内会の会員以外が地域公民館を使用する場合には,使用料を求める町内会など,町内会ごと維持管理費用負担軽減に取り組んでいる地区もあると伺っております。 今後につきましては,地区長連合会と連携を図りながら,情報の提供にも努めてまいりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(海老原一郎議員) 通告のあった質問は以上であります。 議長に対しまして,口頭による通告がありましたので,発言を許します。 24番内田卓男議員。  〔24番 内田卓男議員登壇〕 ◆24番(内田卓男議員) おはようございます。この本庁舎ができまして,質問をするのは今日が初めてでございまして,よろしくお願いいたします。 先日の勝田達也議員スマートインターチェンジを設置してはどうかという質問に関連しまして,質問をさせていただきます。実は10年近い前だと思うんですが,下坂田,いわゆる高速道路ですね,下坂田の周辺,桜川の北岸に降ろしてはどうかという観点で,私は質問しております。その時期は,石岡小美玉スマートインターチェンジがやっといろいろな紆余曲折の中でまとまって,工事が始まった時期だと記憶しております。要は当時,費用の問題で,スマートインターの出口といいますか入り口といいますか,そこまでは道路会社がやると。それ以降の道路のアクセスは地方自治体がやるという前提で,その当時やっておりました。ということで,土浦も道路がすぐ脇にあるわけで,どうだろうという話をしておりました。その当時は当然,新治との合併云々の前後,ございましたので,新治を想定して私は質問いたしました。 時代が変わりまして,つくばでは,大変な変化をしているわけでございます。そういった意味から,桜川の南岸,いわゆる飯田,矢作地区ですか。通称県道土浦大曽根線,柴崎,テクノパークの方へ行く立派な道路がございます。そちらの道路へ降ろしたらどうかという観点で,私はおりましたところ,勝田議員が先日,大体同じような考え方で質問していただきました。その質問,また答弁等を聞いておりまして,先ほど申しました負担割合ですか,自治体との関係,その辺のニュアンスがちょっと違うのではないかい,当時と今は変わったんかいというふうなことを私も疑問に思いまして,日本国を左右する道路会社が,また国土交通省がそう簡単にぺろぺろなめるように政策を変えるということは私はあり得ないだろうと思っておりました。その件についてまずお聞きしたいです。 一方,先ほども申しました,高速道路の東側,要するに土浦側ですね,粕毛。ちょうどかね喜さんやらエネオスのスタンドがある――そうだ,粕毛の農協の支所がございましたね,あっちへ向かいますね。西側はどこへ行くかというと先ほど言ったテクノパークの方へ行きます。ところがその途中ですね。皆さん,最近行ったことはございますか。今回の県会議員の選挙で,つくばの議員のお見舞いにちょこっと伺った時,改めて私はびっくりしました。開発,いわゆる区画整理をやっているのは私も知っておったんですが,4車線の道路が縦横走っているんですよ。私は今まで,区画整理事業のURのあれで4車線の道路が走っている開発は生まれて初めて見ました。これは驚きであります。私が感じるところ1万人ぐらいの住民が,張り付くんではないだろうか。そして,ロードサイドであるとかそういう商業施設,特に,クラフトさんの看板でショッピングセンター用地という看板もございました。全く,何ていいますか畑と山といいますかね,里山といいますかその地区に,これだけのものが,この時代にできる。すごいことだなと思って私は感心しておりました。 話はスマートインターに戻りますと,北インター桜土浦インターは皆さんご承知のとおり,ちょうど中間に位置するんですよ,ここはね。それで,その利用度について,今の新しい住宅地はUR都市機構がやっているわけですが,エリアとすればやっぱり中間に位置するようです。ですけど,土浦の花火を想定しても,その道路の重要性というのはおわかりだと思いますし,そういったことで,スマートインターチェンジをこの地区にということを,強く今願っております。それと,実はこの件につきまして土浦商工会議所が,要望を出しております土浦市に対して。これをまず付け加えておきます。 それと,皆さんご承知のとおり圏央道には今物流センターがめじろ押しですよね,計画もまだまだあります。やはり高速道路のアクセスの物流基点といいますか基地といいますか,これは大変なことです。 そこで,実は何年前でしたか,宍塚小学校の土浦小学校への統合の時に,地元の住民の方から,こういうお話が随分出てきていました。西部地区は後れている,土浦市の政策が悪いから,要するに小学校が,子どもが少なくなってしまったのは,土浦の都市計画,そういうものが悪いんだというようなことを,言っていた人がたくさんいました。これも事実です。考えてみれば,地元にあの都市計画の色付けをした時に,地元で反対した人がいたからこうなったと言っちゃったら終わっちゃうんですけど,いずれにしても現在そういうことだということであります。西部地区が過疎とは言いませんが,現実にいろんな農業政策で,新たなことができないのが今は現実であります。 そうした中で,事は,これは後先の議論をしても始まらない話ですが,要するに利用者が増えればいいよという論理と,先にやらないから駄目なんだという論理とあると思うんですね。そこで,道路会社はどっちかというと,お役人に近い人ですからよけいな仕事をしたくない体質を持っている人ですから,当然,どうですかといったら,難しいですねというの,これはあたり前の話です。そこで,スマートインターがそこへ設置されたことを皆さん,想定してください。そうすれば,私は物流センターなり,ロードサイド商業施設,そういうものが張り付いてくれるということを,強く想定できるような気がするんです。そういうことをお願いします。 もう1つしゃべります。皆さん,高速道路の粕毛,飯田の所は,ちょっとイメージしてください。高架ではないですよね。いわゆる埋め立てた,のり面,台形の形をしていることを想定してください。その時に,道路会社が,新たにやる時に,ループ状に土地を買収してやるようなことは必要ない時代に来ているはずです。また,のり面があるという有利性,なぜならば,虫掛の6号バイパスの,学園線のランプを想像してください。両側から道路に降りてくるだけでしょう,上るだけでしょう。あの道路は,買収していないはずです,のりを利用してできているんです。のりはもともと買収済みですからね。ということは道路会社は,金がかからないんですよ。金がかからないと同時に,金がかかるのは,いわゆるスマートインターの機械ですか,機械を4台設置すればいいんです。今時全国でやっているんですから,機械は,石岡小美玉の頃から比べたら安いですよ,もう。人件費がかからないんですから,こんなおいしい話はないんです。一昨日の部長の答弁で,民間が云々なんていう話をしていましたけど,これは土浦市が手を挙げて真剣にやれば,私は可能だろうと思っております。 以上第1回の質問で,一昨日の答弁について,ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(海老原一郎議員) 都市産業部長。  〔都市産業部長 塚本隆行君登壇〕 ◎都市産業部長塚本隆行君) おはようございます。 内田議員の関連質問についてお答えいたします。 まず,議員ご質問のスマートインターチェンジを整備するにあたって,地元自治体での負担の部分でございますが,従来どおり高速道路本線から料金徴収施設までは,独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構の負担の下,高速道路株式会社であるNEXCOが整備することとなり,料金徴収施設から既設の一般道路へのアクセス道路については,地元自治体が国からの交付金などを活用し,自らが整備することとなっております。なお,勝田議員のご答弁の際に,詳しい説明が申し上げられず,大変申し訳ございませんでした。 なお,平成23年3月にオープンいたしました石岡小美玉スマートインターチェンジでございますが,渋滞の激しい石岡市内を避けて,茨城空港へアクセスできるように,全体事業費の約25億円に対し,NEXCO東日本の負担額が約12億5,000万円で,残りの約12億5,000万円について,国から約7億円の交付金を受けながら,石岡市と小美玉市で5億5,000万円を負担し,整備したとのことでございます。 一方,今年の4月にオープンいたしました岩手県奥州スマートインターチェンジでは,基幹産業の振興や救急医療の支援などを目的として,全体事業費が約41億円で,地元自治体の負担額である約12億4,000万円について,国から5割程度の交付金を受けながら整備したところでございます。 また,現在整備を進めている神奈川県綾瀬スマートインターチェンジでは,利便性の向上や地域経済の活性化などを目的として,全体事業費が約103億円で,こちらも地元自治体の負担額である約34億円について,国から5割程度の交付金を見込み,整備を進めているなど,スマートインターチェンジの整備費用については,立地場所や周辺環境などで大きく異なるといった状況でございます。 議員から飯田地区に比較的近い,つくば市の中根・金田台地区において,UR都市機構が進めております土地区画整理事業のお話がございました。現在,つくば市の中根・金田台地区において,UR都市機構がつくば市の良好な緑空間と,豊かな農空間の広がる,新田園都市をコンセプトとして,平成35年度を目途に,施工面積189.9ヘクタールの大規模な土地区画整理事業を進めているところでございます。この区画整理事業では,計画人口を8,000人とし,今後,多くの定住人口が見込まれているところでございますが,現在区画整理事業が進められているエリアから,桜土浦インターチェンジまでが約5キロメートル,土浦北インターチェンジまでが約6キロメートルとなっており,飯田地区へスマートインターチェンジを整備した場合であっても,このエリアから約5キロメートルとなることから,距離的に大きな違いはないといった状況であり,現段階では開発による大きな利用量の増加を見込むことは難しいものと考えております。 一方,国におきましては,高速道路と近傍に位置いたします大規模な物流拠点や工業団地,商業施設等の民間施設と直結するスマートインターチェンジについて,昨年7月に具体的なルールを定めた上で募集を開始し,同年12月には三重県多気町において,全国初となる複合レジャー施設と伊勢自動車道を結ぶ民間直結スマートインターチェンジの整備方針が認定されたところであります。 このような中,飯田地区につきましては,本市の長期的なまちづくりの指針となります都市計画マスタープランにおきまして,都市近郊農業の振興と,農地の保全を図るべき地区として位置付けており,現状でも大部分が農振農用地となっておりますことから,スマートインターチェンジの整備にあたっては,市全体のまちづくりの方針を踏まえつつ,地域の特性に配慮し,整備後の効果などを十分精査した上で,引き続き先進事例の検証を行うなど,調査研究を進めることが必要と考えておりますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(海老原一郎議員) 24番内田卓男議員。  〔24番 内田卓男議員登壇〕 ◆24番(内田卓男議員) 都市産業部長からご答弁をいただきました。大変ご立派な答弁でございました。 なぜご立派という皮肉を言うかというと,今のは,いわゆる高速道路会社の職員が言っていることでしょう,と言いたい。土浦市の立場から,やっぱりあなたの言っているのはあれだから,こうだよというような立場でやっていかないと,物事というのは進まないと私は思います。都市計画が現在だから,要らないと言ったら何にもできないんですよ。スマートインターが設置されたら都市計画を変えりゃいいだけです。後先の議論をここでするつもりはないですが,今の土浦の都市計画の中で,突然,スマートインターができる,都市計画を変えるのはあたり前ですよね。誰が考えてもそういうことです。ただ,お立場上,そう言わざるを得ないのは,よく存じております。 そういったことで,要は,先ほどの費用負担の問題等,いろいろ何十億円の話をしていました。あれはループ状にやるからなんですよ。桜土浦インターだとか北インターのあの,入る,出るのああいうことを想定するから何十億円もかかるんです。今言ったように虫掛のランプ,粕毛のランプを想定すれば,機械を4台付ければできちゃうんですよ。普通2台ですよね,上下。ですから,2台あれば,土地代はかからないんですから,こんなものただみたいなものでしょう。 それと,私は,今の道路会社が言っている論理だと思いますが,いわゆる,桜土浦インター北インターがある,真ん中につくっても,客数は増えないと。ご立派な理屈だと思いませんか,私も立派だと思う。しかし,じゃあ北インターはなくて,石岡のインターと桜土浦インターだけだったらどうするの。そこへ新たに北インターをつくりました,お客さんは増えますかという理屈で一緒ですよ。利用する人は利用するんですから。ただ,少なくとも利用しやすいというのが大事でしょう。近い所から行ける,渋滞がある所が,そういう観点で,やっぱり道路会社に対してむしろ旗を立てるという,一揆ではないですけど,闘っていくという,常磐線の運動ではありませんが,その意気で頑張らないと,物事は成り立たないと私は思うんです。  〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕
    ◆24番(内田卓男議員) 応援をいただきました。 そういうことで,私はぜひ,もし部長がお答えすることがあれば,お答えしていただきたいんですが,私は市長に,ぜひ,やっぱり市民目線に立って,商工会議所も言っているよと,みんなが言い出した。そういう意味で,要するに官民あわせて運動しようではないかと。そういうことで,私はやっていくべきだろうと,市の負担だって考えてください。降ろせば市の金,建設部長,幾らかかると思いますか。本当の話,ただみたいなものですよ,土浦市の財政からすれば。そういうことを思っています。そうした意味で,これからは関係機関に対して,いわゆる陳情,請願,そういった運動を私はやっていこうではないかと,市長にも提言したいし執行部に対して提言したい。特に,我々議会も,議会全体で,やっていこうではないかと提言したいと思います。 そして,最後に,この問題はつくば市とタッグを組めませんかという話です。URとタッグを組めませんか。私,組めるような気がするんですよ。そういった利害といいますか,ことができれば,私は非常にその難易度というのは,大きいものではないと感じます。 そして,最後の最後,市長さん,難易度はともかく,問題はいろいろとあると思うんですが,できたらいいよなと思ってくれるのではないかなと私は思っているんだけど,あんなもの要らないよと思うのか,できたほうがいいよなと,ぜひお答えいただいて,もし,できたらいいよなと思ったら,じゃあみんなで運動しようぜとね。予算が幾らかかるなんていうことは考えないでやってみようぜというようなことを,市長さんに申し上げて,最後の質問にしたいと思うんですが,よろしくお願いします。 ○議長(海老原一郎議員) 市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) 内田議員の再質問にお答えしたいと思います。 先ほど部長の方から答弁をさせていただきまして,大変ご立派な答弁だというお話をいただきまして,しかし,その後のご質問はなかなか厳しい質問だとお聞きをしたところでございます。先ほど部長の方からは縷々説明をいたしまして,私も,今まで商工会議所から出ていることも確かですし,何年か前に,内田議員からこのようなご質問があったことも,よく覚えているところでございます。 まずは,土浦市として,スマートインターチェンジは欲しいのか欲しくないのかと,こういうことのご質問でございますけれども,スマートインターチェンジにつきましては設置をすることで,先ほど部長の方から答弁をさせていただきましたが,既存の高速道路の有効活用というものが促進をされ,一般道路との適切な機能分担による渋滞緩和,環境改善,地域経済の活性化,それから観光振興など様々な効果が期待をされており,本市におきましても,あれば,あったほうがいいと思っているところでございます。あるにこしたことはないと思います。 しかしながら,ちょっと私の方からも説明をさせていただきますが,本市では既に土浦北インターチェンジと桜土浦インターチェンジが設置をされておりまして,この2つのインターチェンジは説明のとおり,間隔が7.9キロメートルと比較的短い距離となっております。そのほぼ中間点となります飯田地区ですけれども,新たにスマートインターチェンジを整備するといったご提案でございまして,それ相応の負担,まあ負担は要らないんだと,この辺ちょっとまだ研究をしておりませんから,答えはなっていないかもしれませんけども,負担が発生する,幾らぐらいかわかりませんけども,ゼロではないと思います,この辺はまだ検討の余地があると思います。整備をした場合の経済波及の効果ですね。この辺を十分,ここもそういう前提でおりましたから,研究がまだされていないというのも事実でございますんで。 また,農業振興地域であるという話を,先ほど部長の方からさせていただきました。これからの農業というのは,私は成長産業になっていくと思っている者の一人でございまして,高速道路も近い,そういう意味ではそういうことが,直接,最高の需要地が東京という,人口の多い東京がすぐ近くにあるということでございまして,農業の私は6次産業化をして,成長産業にあるべきだということにおいては,高速道路云々は効果が出るものと思います。また片方では,昨日あたりもニュースで出ておりましたけども,茨城県の有効求人倍率は1.6,昨年よりも0.01良くなっているという,これは全県下でございまして,南の方は七,八年前から,私は1.5以上,今はもう2以上いっているんではないかと思います。工業団地というのは,工業の立地条件プラス,やはり労働人口を求めてくるのが企業だと私は考えておりますので,そういう面では,企業の立地となると,いろいろこれから難しいこともあるのかなとただいま私は考えている。そんな中で農業におきましては成長産業になり得るというようなことも考えておりますので,その辺のところを十分検討させていただくということが,今の私の考え方でございます。十分検討してみたいと思います。 ○議長(海老原一郎議員) 24番内田卓男議員。  〔24番 内田卓男議員登壇〕 ◆24番(内田卓男議員) 市長さんからご答弁をいただきました。多分,想定した範囲内でのご答弁でございました,ありがとうございました。 そこで私,最後に,市長さん,要望がございます。今言ったアクセスの道路,いわゆる県道土浦大曽根線ですか。あの道路を4車線にしようではないかという考え方はいかがでしょう,これは県道ですから。なぜならば,あれを行くと,両側4車線の道路が走っているんですよ。URの開発は。ところが土浦方面へ行くと2車線になってしまう。私,恥ずかしいなと思うんですけど。やっぱり高速道路を降りたら4車線でぱっと行く,土浦へも4車線行く,粕毛で4車線の道路とぶつかる。やっぱりこれ,必要だと思うんだよね。財布は茨城県ですから,みんなで,この辺,要望したらどうかなと。県会議員も選挙が終わったばかりですから,新たに宿題を県会議員の皆さんにみんなでおっ付けようではないですか。 ということを要望して,終わりたいと思います,ありがとうございました。 ○議長(海老原一郎議員) 17番柳澤明議員。  〔17番 柳澤明議員登壇〕 ◆17番(柳澤明議員) おはようございます。 ただいまは非常にいい話を聞かせていただきました。ちょっと私もそれに触れようと思っていたんですが。 井上議員の新治多目的グラウンドの人工芝生化及び常名運動公園の事業計画は,持続可能な事業かということに関連して,質問いたします。 その際,常名運動公園について市長答弁の中に,計画変更もあり得るというその言葉があったんですね。平成23年に土浦市総合運動公園基本計画の見直しというのがありまして,あそこに位置付ける施設,多少いじくりました。そんなこともあるんで,その内容についての見直しという意味ではなくて,計画そのものの見直しというそのニュアンスを含んでいたように私は受け止めたんですが,まず,その部分を市長,本当はどうなんだいというところでちょっと答えていただきたいと思います。 ○議長(海老原一郎議員) 市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) 柳澤議員のご質問ですけれども,先々日,井上議員のご質問にお答えした内容についてということでございまして,計画そのものの変更ではなく,内容と,こういうことで,変更もあり得るというお話をさせていただいたということでございます。 ○議長(海老原一郎議員) 17番柳澤明議員。  〔17番 柳澤明議員登壇〕 ◆17番(柳澤明議員) そういうことなんでしょうが。 そもそもこの常名の運動公園,以前もこの場で,新治の多目的グラウンドと絡めて一度話をさせてもらったことがあるんですが。常名運動公園そのものというのは,もう,昭和64年に基本構想が始まり,既に30年経っておりますね。当時は皆さんご存じのようにバブルの最盛期でございまして,西洋開発という会社があったんですけどもね。その会社がリゾート法に従って,川口運動公園,5ヘクタールを買収させてくれという話があったように,これは先輩の議員から伺っているんですが。金額が200億円,たしかね,そういう数字を言っておりました。それがあれば,新たに――新たにというのはたまたま常名なんですが,土地を求めて,120億円の設備費用をかけて,新たな運動公園ができ上がるんだということで始まったというようなことを聞いておりました。あれからもう30年経っております。行くも地獄,引くも地獄と,まさにその金縛り状態,今現在なっておりました。私は,以前もそうなんですが,そろそろもう都市計画そのものを見直したらいいんではないかという提案をいたしております。 国交省が都市計画運用指針というものをつくっております。都市計画マスタープラン,土浦市もつくっておりますが,それをつくる際には,概ね20年先のまちの姿を想定してつくるべきであると言っております。裏を返せば,20年以上も経って,全く先の見えない事業は,見直すべきであろうと,そういうふうに私は解釈しているんですが。それ以前に都市計画法で規定しているんですが,この第21条。都市計画というのは社会経済状況の変化に対応して,変更が行われることが予定されている制度なんですよと,はなから都市計画法というのは,その時代背景において,その都度変更をしましょうよという,そういう法律なんですね。であれば,この常名の計画も,そろそろ見直してもいいんではないかと私は常に考えております。 そのもう1つの理由としましては,今現在,市内にはある程度の運動施設がそろっております,唯一ないのがサッカー場なんですね。このサッカー場,23年に見直しをした常名の運動公園の中にはきちんと位置付けられております。しかし,この常名の運動公園の整備がいつのことだか,現状では全く見えていない。であれば,新治にある多目的グラウンド,1万9,000平米,ちょっと,教育部長には数字の認識との違いで申し上げてしまったんですが,この1万9,000平米を人工芝生化をする。当面,ここにサッカー場として位置付けをしてやれば,そのほかの運動施設は一式そろっているわけでありますから,この常名の運動公園予定地,そんなに慌てる必要はないんだろうということも考えております。そういうこともありまして,ぜひ新治の多目的グラウンドは,早急に人工芝生化をして,サッカーを中心としたそういうグラウンドにするべきであろうと考えております。 何で,この常名が暗礁に乗り上げてしまったか。大きな理由としては,最後の買収が終わらない,まだあと1.8ヘクタールほど残っているんですがね,4億円か5億円か,幾らかかるかわかりませんが,地権者が応じてくれない。それだけが問題なのかと考えてみますと,それだけではないんだろうと私は考えております。 この際,市長,一度きちんと,昭和64年に遡って,この常名運動公園を検証する,正式に,そういう作業が必要なんだろうと私は考えるんですが,いかがでしょう,市長。この常名の運動公園,この現状,金縛り状態,何でこうなってしまったか。このことについて,きちんと検証してはいかがでしょうか,これは提案なんですが,市長はそれについてどういうふうなお考えでいるか,一言お聞かせいただきたい。 ○議長(海老原一郎議員) 市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) 柳澤議員の関連質問にお答えしたいと思います。 井上議員の常名運動公園の考え方ということでございまして,先ほど縷々ご説明がありました。昭和64年,今から31年前ですかに,そういうことがある民間の会社からの,投資があるというようなことでスタートしたんだというお話,そこまでちょっと私,理解していなかったもんですから,勉強になりました,ありがとうございました。 そんな中で,買収がかかりまして,バブルの時からですから,大変高い買い物かなと私も思っておりますけど,それはその当時の値段だからしようがないと思いますけれども。そんな中で,残りがもうあと数%で買収が終わるということで難航しているというのが現状だと,そういうふうに思っておりますし,皆様方もそう思っているんではないかと思います。そこで,考え方をもうそろそろ変えてもいいのではないかというようなお話でございます。 常名運動公園につきましては,平成30年2月に策定をいたしました,本市の上位計画でもございます第8次土浦市総合計画,平成30年から平成39年までにおいて,多目的活用のできる公園の整備の中の施策の1つであります運動公園の整備ということで位置付けられているということも,これもご承知のとおりだと思います。また,平成23年の土浦市の総合運動公園基本計画というものにおきまして,敷地の広さを活かして,競技者向けに限定した公園としてではなく,地域住民の皆さんも憩えるものとなるような,そんな市民に親しまれるレクリエーション施設としての機能,それから市民の出会い,ふれあいの場としてのコミュニティ機能などを持ち合わせた公園整備というものを,基本方針としておりますことから,現在のところ,運動公園以外への見直しということを行うことは考えてございません。 なお,都市計画の変更につきましては先ほど縷々これも説明がありました。国土交通省が定める都市計画運用指針の中で,都市計画決定された都市施設については,その整備に相当程度長期間を要するものでございまして,その実現に向けて,一定の継続性というものが要請されるものでありますことから,変更は慎重に行われるべきものであるというふうにもされております。さらに,都市施設の都市計画は都市の将来の見通しの下,長期的視点からその必要性が位置付けられているものでございます。単にその事業が長期にわたって着手していないという理由のみで変更することは適切でないというふうにもされております。計画の見直しにつきましては,慎重に進めるべきであると考えております,今までのその理由でですね。 そんな中で,これから30年から39年ということの中で,第8次土浦市総合計画におきまして,公園の整備の施策の1つであると決められております。この辺のところ,これから先,どういうふうになっていくのかというのは,なかなか今大きく変化のする時代でございます。ですから,そのような中で,あとはその買収の進み具合ということもございますけれども,やはりこの辺の考え方というのは,これからの変化の中で,考えられる時も来るのかと思いますけれども,仮に,議員の皆様方にそういう考え方をお示しして,また市民の皆さんにご理解をいただいて,そのようなことが可能だということで,別な用途への変更ということが成ったとしても,当該事業地内には現在も47の未買収地が二十数カ所,点在しているというのが大変困っているところでございまして,今後いかなる事業を進めるにも,まずは用地の問題を解決せねばならないというのが現状でございまして,この辺の用地取得への努力をしっかりとやっていかなければ,どのようなことになっても難しいんではないかというようなことを,ただいま私は考えております。 なお,暫定的にですけれども,子どもたちの野球場,そして,シクロクロス,自転車のですね。ちょうどこういう所にあるものですから,うまく利用できるということで,シクロクロスにも使っていただいておりますし,年配の方のグラウンドゴルフにも使っていただいているということも,暫定的ですけどもあるということをお話をさせていただいて,答弁とさせていただきたいと思います。 ○議長(海老原一郎議員) 17番柳澤明議員。  〔17番 柳澤明議員登壇〕 ◆17番(柳澤明議員) 市長に1つ答えをもらっていないですね。きちんと検証したらいかがでしょうかと。どういうところに原因があったのか。そのうえでその先の話を考えたらいいんではないかと,私,さっき申し上げたつもりなんですが。 まさに市長が今おっしゃったように非常に難しいですよね。もう既に買収に応じていただいた地権者のそういう気持ちもあるし,それから,当然税制の面でそういう優遇措置も受けている,非常に煩雑な手続が待ち受けている。ただ,もう一度申し上げますが,30年経ちました。さらにまた10年,20年経って,それでもなお手を付けられていない,そういう時期がもしかしたら来るのかもしれない。それはそれで仕方がないんだろうと言ってしまえばそれで終わってしまうんですが,何でそうなんだいと,何で地権者が応じてくれないんだと,そんなこともやはりスタート時点から遡って考えてみれば,では何でそんなにへそを曲げているのかなとか,そんなのが今以上に見えてくるような気もするし,それで例えばその誤解があったとすれば,頭を下げるものは下げるし,地権者に対して。そうでないなら,そうでない部分はきちんと話をさせてもらうし,いろんなことができるんではないかと思います。そんなことも含めての,30年間遡ってきちんと検証したらいかがでしょうかという話なんですが。 本定例会の初日に,改めて財政の説明がございました。あの場で説明を受けるまでもなく,我々全議員が,この厳しい財政状況は,十分に認識しているはずなんですね。市長がよくおっしゃいます「入るを量りて出ずるを制す」,まさに会社も,自治体もその経営の運営の基本なんですが,今の土浦市で果たして,この「入るを量り」,言葉では簡単なんですが,そうそう案件があるんでしょうか,案件というのはちょっと変な表現ですが,対象がありますかということ。歳入はどんどん目減りするし,一方で歳出はどんどん増えていっちゃうし。 勝田議員,それから内田議員,スマートインターの話をしておりました。土浦北インター,それから飯田,矢作地区,ちょうど3キロあるんですね。土浦北インターから宍塚まで1キロぐらいかな。流通団地をつくったらどうだい,まさに土浦の生き延びる道というのは,そういう方向でしか考えられないんだろうと,私も思っております。飯田,矢作,虫掛,常名を結んで,そういう流通系統の企業を中心にした,そういうベルト地帯といいますか,工業団地といいますか,そういうものを整備ができるんではないか。それにはこの常名の用地が非常に大きなウエイトを占めてくると思うんですが,あそこを直接,立ち木を伐採して,団地として造成して売っ払えという話,そんな短絡的な話ではなくてですね。その辺一帯を含めて,改めて土浦市の都市計画,これを見直してもいいんではあるまいかと,実は思っております。 8次総の話がございました。実は私も,8次総の審議委員をやらせていただきまして,その内容については十分わかっているし,システムもよく存じております。ただ,たしか私の記憶では,数年ごとにそのローリングという作業が,要するに見直しですね。8次総,10年間,これは生きていますから,この10年間何もできないんだという意味ではないはずなんです。その間,やはりその時代背景,経済背景,様々な事情に応じて,やっぱりこれはそぐわないよというものが必ず出てまいります。その都度これは見直しをしていけるんだと,8次総については理解をしております。 そんなこんなで,もう一度基本的な私の姿勢を述べさせていただきますと,何が何でも常名の運動公園,都市計画を見直しして白紙に戻して,どうこうせいというんではないということだけを理解していただきたい。本当はもっと以前から,こういうこの事案に対して真剣に向き合っていればよかったんですが,あと4カ月,我々の任期。今からじたばたしてももう詮のない話でありまして,来年4月,また選挙がございます。運よく当選をさせていただければ,その際は,古巣の産業建設委員会に戻って,じっくりとこの問題に向き合っていきたいと考えております。ついでに,宍塚なんていう問題もありましたよね。この辺も大きな市の負担になっておりますんで,じっくりと向き合ってみたいなと。これは,あくまでもひとり言ですから,答弁は求めません。 ただもう一回市長に,もう一回,30年前に戻って検証しましょうよと,この提案について一言お答えいただければと思います。 以上です。 ○議長(海老原一郎議員) 市長。  〔市長 中川清君登壇〕 ◎市長(中川清君) 柳澤議員の再質問でございます。「入るを量り」,大変財政が厳しいというお話の中で,私も大変厳しいんで,しっかりとやらなければいけないと思っています。「入るを量りて出ずるを制する」と,なかなか入るほうは,そう市のあれで,国でしたらね,消費税を上げるとかいろいろなことでできますけども,法人税を上げるとかいろいろできますが,我々地方自治体ではそういうことがまずありませんので。そうではなくてもたばこ税が減っているということでございますんで,これは健康の問題があるから,いたし方ないと思いますけれども,なかなか収入は難しい。ですから,出るほうをいかに削るかということで,市民の皆さんにもご理解をいただく中で,これから進めていかなければならないと,こういうことでございます。市民の皆さん,議員の皆さんにもご理解をいただいて。ですから,今までいろいろと補助金の問題等も含めて,提起をさせていただいているところでございます。 ただいま柳澤議員のご質問で,計画の変更はローリングをして,その中で検証してもいいのではないかと,ぜひそれはやってほしいというお話かと思います。 第8次総合計画,30年から39年,まだ決めたばかりでございますんで,決めたばかりで云々ということは,これまた非常に決められた方々にも申し訳ございませんし,しっかりとこの辺のところはまずやるということにしたいというお話で先ほど来進めさせていただいているところであります。しかし,これから変化,どういう変化をしていくのかという大変見通しが難しい時代になってまいりました。当然ローリングをしながら,その中でどうするかという問題は考えるべきだと私も思っております。ですから先ほどお話をいただきました,そういう時期が来れば,我々としても今後どうすべきかと検証をしながら我々もしていきますんで,ローリングをして検証していきます。そんな中でそういう判断に基づいた時には,議員の皆さんにもお諮りをして,市民の皆さんにもご理解をいただいて,変えなければいけないという問題だと思いますんで,しっかりとその辺はローリングをしながら,違うほうにいけば一番いいんですけども,そんな場合にはやっぱりそういうことも想定をしていくということは,私自身もただいまのところ考えているということでございまして,今すぐどうのこうのということではありませんが,そういうことも考えられると思います。 しかし,いずれにしましても用地買収というのが絡んでくると,点在をしているということですね。その辺のところをしっかりと。私もここしばらく――お会いできないんですね。一度行ったらもう,いろんな理由で,その理由を聞かせていただくためにも,ぜひお会いしてお話ししましょうよと,もう大分前になりますけど言ったんですが会わないと。土下座して,というようなことまでお話を,そこまでする話なのかなと。やっていただけるんならね,それはそれでいいんでしょうけど。そこからでもそういう話でそう進むかどうかもわからないということでお会いできないというのが現状であります。しかし,しっかりとまた努力をしてみたいと。いずれにしてもそういう問題を解決しなければ,別に変えてもできないわけですから,頑張ってみたいと思っています。 ○議長(海老原一郎議員) 8番塚原圭二議員。  〔8番 塚原圭二議員登壇〕 ◆8番(塚原圭二議員) おはようございます,よろしくお願いいたします。 私の方からは,昨日,鈴木一彦議員が質問されました,補助金の見直しについて,大きい1番がこちらですけども,(1)の補助金等検討委員会の提言書よりについて関連質問させていただきます。 別冊に,一昨日いただきました平成30年度補助金審査判定一覧表というのがございまして,今の段階では提言書でありますので,今すぐどうこうということではないかと思いますけども,昨日説明がございました,不要判定となった10件の中で,例えば,PTA連絡協議会から要望書が出ておりますミュージックフェス土浦開催事業費補助金,これは旧の世界名曲鑑賞集いの補助金ということになっておりますけども,この判定について,今後どのように判定されていくのか。 これは私ごとでございますけども,私も何度となくこの名曲鑑賞集いには参加させていただいています。終わった後の子どもたちの顔を見ると,本当に達成感であったり,すごい感動して帰ってまいります。今後,これがなくなることで,こちらができなくなるということは非常に寂しい活動になってくると思いますので,こちら,どのように判定させていくのか,お答えをいただければと思います。私,1回しかございませんので,質問の機会がですね,よろしくお願いいたします。 ○議長(海老原一郎議員) 市長公室長。  〔市長公室長 船沢一郎君登壇〕 ◎市長公室長船沢一郎君) 塚原議員の関連質問につきまして,ご答弁の方申し上げます。 補助金の見直しにつきましては,本年度の補助金等検討委員会の提言書における,基本的な考え方を尊重しながら,進めてまいりたいと考えてございますが,その過程におきまして,補助金等検討委員会の審査対象外となりました補助金も含めた全ての補助金につきまして,補助の方法,実績,効果,それから取り巻く状況の変化のほか財政状況など,あらゆる観点から検証を行うものでございます。 補助金等検討委員会におきまして,廃止すべきという審査結果となりました10件につきましては,今後内部組織でございます補助金等審査会におきまして,改めて内容を審議いたしまして,当該補助金の見直し作業を進めることとなりますが,補助金等検討委員会の提言を受けまして,補助金の実績や効果,社会環境の変化,さらには補助金の経緯など,様々な観点から検討を行ってまいりたいと存じますので,ご理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(海老原一郎議員) 他にございませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(海老原一郎議員) それでは,これをもって一般質問を終結いたします。  ―――――――――――――――――――――― △全議案に対する質疑 ○議長(海老原一郎議員) これより日程第2議案第81号土浦市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について,乃至日程第24議案第103号市道の路線の変更についてを,会議規則第35条の規定により,一括議題として,全議案に対する質疑に移ります。 議案に対する質疑の通告がございませんでしたので,質疑なしと認め,これをもって,質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は,なお詳細なる調査研究の必要があると存じますので,会議規則第37条の規定により,お配りしてございます議案付託区分表のとおり,各常任委員会に付託いたします。  ―――――――――――――――――――――― △日程第25.休会の件 ○議長(海老原一郎議員) 次に,日程第25休会の件を議題といたします。 お諮りいたします。本日,本会議終了時から12月17日までの期間を,各委員会の審査等のため,休会とすることにいたしたいと存じますが,これにご異議ございませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(海老原一郎議員) ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で本日の議事日程は終了いたしました。  ―――――――――――――――――――――― △次回の日程報告 ○議長(海老原一郎議員) それでは,次回の日程を申し上げます。 次回は12月18日(火曜日)午前10時から本会議を再開いたします。 本日の会議はこれにて散会いたします。慎重なるご審議,誠にありがとうございました。   午前11時16分散会...